牛の分娩検知システム「牛わか」販売開始!
『画像認識AIで牛の分娩兆候を検出するシステム「牛わか」』を発売
これにより養牛農家では、これまで昼夜を問わず行われていた分娩監視にかかる労働負担が軽減するとともに、
分娩兆候通知メールによって適切な介助が実現することによって、分娩事故の低減が期待されます。
既存の対策技術としては、
監視カメラによる分娩監視の効率化や分娩前の体温変化に着目した分娩監視の取り組みが進められています。
監視カメラについては、分娩監視の効率化には寄与しているものの、常時監視からは解放されません。
種々のセンサーを牛体内・外に装着し、得られた情報から分娩兆候を捉え、飼養者に通知する技術が普及していますが、
衛生上の問題や装着にかかる労力、牛に対する負担など課題が残ります。
今回開発した『分娩検知システム(牛わか)』は、分娩予定牛を最新のサーマルカメラで監視し、
画像認識AI技術によって分娩前に特徴的な行動(分娩兆候)を検出したときに農家に自動通知することで、
適切な分娩介助を支援するものです。
本製品の導入により、分娩監視による労働負担の軽減や分娩事故の低減が期待されます。
株式会社ひむか流通ネットワークでは、
2019年から宮崎県内のモニター農場でこの『分娩検知システム(牛わか)』の実証を進めており、
その導入効果が確認されたことから、7月1日より南九州地域の養牛農家を対象に発売することとなりました。
■牛わかの商品に関するページは、以下URLでご確認いただけます。
https://www.hdnc.jp/ushiwaka/